NHKダーウィンが来た!「仰天!ウミガメ100万匹の大上陸」

- 映画・テレビ鑑賞
番組HPより)
中米コスタリカに年間100万匹ものウミガメが産卵する驚異の海岸がある。浜はカメたちで足の踏み場も無いほど大混雑。いったいなぜ大集団で産卵するの?圧巻の映像で迫る

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中米コスタリカの海岸に集まるウミガメたちの謎に迫った回です。

カメが集団で海岸に上陸して産卵する行動で、「アリバダ」と呼ばれるそうです。

オスティオナル野生保護区の海岸は、オリーブヒメウミガメの一大繁殖地で、アリバダの日、カメたちが続々と上陸し、砂浜をおびただしい数のカメで埋めつくされ、それが数キロに渡って続いて圧巻でした。

砂浜は大混雑していろいろとデメリットも見られましたが、なぜ集団で産卵するのか?
みんなで一緒に上陸するのは、ジャガーなどのウミガメを襲う天敵や、ハナグマ、イグアナなどの卵を食べる動物の存在があるということです。また、卵からかえった子ガメが、海にたどり着くまでに天敵に襲われる試練もありました。

一度に産卵する数が多ければ多いほど、子ガメの生存率が高まるということで、戦う術を持たないカメが生み出した生き残りの作戦だということです。

ふだんは大海原を1匹で回遊するウミガメが、命をつなぐために1箇所に集まるということで、神秘的なものに感じられました。
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