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番組HPより)
北海道を活気づけようと孤軍奮闘を続ける小さなプロレス団体がある。苦しい経営ながらも北海道中を巡回する興業を続けている。冬興業が行われる12月の3日間。2014年のアンコール放送に加え、今の様子も追加取材。
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北海道各地を巡る小さなプロレス団体の冬巡業に同行した回です。
2014年のアンコール放送で、最後に現在の様子の追加取材もありました。
札幌を拠点として道内各地を巡業しているプロレス団体で、経営の苦しい小さな団体ながらも、本格的なプロレスを届けようと奮闘する様子を映していました。
当時64歳の代表は、ふだんは化粧品の営業マンをされていて、2足のわらじを履きながら団体を率いていました。所属するレスラーたちも、他に仕事を持ちながらレスラーをしていて、本当にプロレスが好きな人たちが集まっているんだなと思いました。資金が乏しく、代表自らが運転して巡業し、会場の設営も全部自分たちでセット。経費を抑えるため、ゴングはフライパンで作るなど小道具も手作りということでした。
厳しい環境ですが、いざ試合になると、手を抜かず、全身全霊でぶつかって戦うレスラーたちの姿があって、そうした真剣な姿勢が観に来た人に感動を与え、長く続いているんだろうと思いました。
最後に現在の団体を訪ねました。
72歳になった代表は健在で、当時新人だったレスラーの若者はエースに成長して団体を引っ張っていました。コロナの影響で巡業回数を大幅に減ったものの、何とか旅巡業を続けているそうで安心しました。