NHK歴史探偵「鉄道開業150年」

- 映画・テレビ鑑賞
番組HPより)
今回は鉄道の歴史!150年前の日本最初の鉄道遺構が発掘された。調査すると日本の伝統技術が大きな役割を果たしていた事が。最新研究から当時の鉄道のCG再現に挑む!

---
150年前の日本の鉄道開業の歴史に迫った回です。

1872年(明治5年)、新橋-横浜間に日本で最初の鉄道が開業。鉄道は、明治の文明開化に大きな役割を果たし、日本人の暮らしを大きく変えたということです。

鉄道開業の実現には、当時、財務担当の役人だった大隈重信と伊東博文の2人の存在があったということです。2人は日本の近代化に鉄道は欠かせないと考えて、積極的に国に働きかけ、国が鉄道計画を決定するに至ったそうです。

しかし西郷隆盛が、近代化には鉄道ではなく軍備を優先すべきと反対して対立。資金不足で計画は大幅に縮小されて、当初大阪までの計画が、新橋-横浜間だけに。また、築地付近には軍の土地があり、鉄道を通すことはまかりならん、土地は譲らないと反対されて窮地に...。

そうした状況で2人が考えついたのが、海を通す案で、新橋-品川間の海に堤(つつみ)を築いて、海の上を走らせたということで、2人の熱い思いが鉄道開業を実現をさせたことを知りました。

番組では、当時の鉄道の姿をCGで再現したものが紹介されてイメージがよく分かりました。蒸気機関の黒い先頭車両に、赤色の客車が連なるモダンな感じの素敵な列車でした。
続きを見る >>