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番組HPより)
1921(大正10)年、芥川龍之介(松田龍平)は新聞社特派員として上海に渡る。子どものころから「西遊記」などの古典に親しんだ芥川にとって、そこは憧れの理想郷のはずだった。だが...。
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芥川龍之介が新聞社特派員として上海に渡り、政治家や革命家に取材し、裏路地で生きる人々と交流した日々を映像化したドラマです。
約100年前、社会が混乱していた時代の上海が舞台で、異国情緒にあふれ陰影の美しい映像が印象的でした。
主人公の静かな語りに沿って淡々と流れていく物語でしたが、終盤に向けて静かに高まっていく感じがあり、時代や政治に翻弄される人々の深い悲しみが映像美と相まって余韻に残りました。