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番組HPより)
京都はレトロ喫茶店の宝庫
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再放送を視聴。京都の喫茶店の魅力を紹介した回です。
戦災をまぬがれた京都には、戦前に建てられた喫茶店が当時の雰囲気のまま残されているそうです。また、京町屋をいかした喫茶店や、明治の洋館を喫茶店にしたものなど、趣向を凝らした店がいろいろとあり、個性的で趣きのある喫茶店ばかりでした。
中心街の四条河原町の近くにある戦前の喫茶店は、ドーム型の天井や装飾を施した柱などレトロな雰囲気が素敵でした。戦前の喫茶店を伝える貴重な建物として、喫茶店で初めて国の登録有形文化財に指定されたということです。
京都大学の前には、昭和5年創業の90年近く学生の憩いの場として親しまれてきた喫茶店がありました。ここの席は、木の板で作られた長いテーブルと長椅子で、学生たちが大人数で集まって勉強したり話し合ったりもできるよう、創業時に人間国宝の方が手がけたもので、店の代名詞となっているそうです。古くて味のある木のテーブル席について、コーヒーをかたわらに勉強をしている姿が良いなと思いました。