(番組HPより抜粋)
ニュージーランドの山岳地帯に、とても賢いオウムが暮らしている。その名はミヤマオウム。
時々人里に下りてきては辺りのものを手当たりしだいに触って回る、大のいたずら好きでもある。賢さは鳥の中でも特別で、食べ物を手に入れるために道具を操り、仲間と協力して難問を解決することもできる。そんな知恵やイタズラには、高山帯の厳しい自然を生き抜くための意外な理由が隠されていた。最新の研究から見えてきた賢さの秘密に迫る。
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ニュージーランドの山岳地帯に生息するミヤマオウムは、とても頭が良く、いたずら好きの可愛い鳥でした。
たいへんないたずら者で、ときどき人里に降りてきて、目につくものを手当たり次第にいじくりまわすのが大好き。目新しい物を見ると触らずにはいられない習性があるということでした。
この習性は、山岳地帯には種や実などのような簡単に手に入る食べ物が多くなく、あらゆる場所を調べて次々と新しい食べ物と見出していかないと生き残れないためで、食べ物がないか常に調べようとする強い探究心のあらわれということでした。
また、とても賢い鳥で、箱の中にある食べ物を取り出す実験をすると、道具まで使っていろいろな方法をとことん試して最終的に取り出すことができていました。
そして、もう一度同じ実験をすると、一回目の方法を覚えていて、今度はすぐに取り出すことができ、その学習能力の高さに感心しました。