​NHK歴史探偵「戦の神 上杉謙信」

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番組HPより)
戦国最強の武将の一人、上杉謙信。その強さの秘密は日本海にあった!本拠地の新潟を徹底調査。謙信に巨万の富をもたらした物流の力や知られざる上杉水軍の活躍を紹介する。

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戦国武将・上杉謙信の強さの秘密に迫った回です。

強さの秘密の一つが、経済力だということです。
謙信が本拠地とした春日山城(新潟県上越市)の周辺では、青苧(あおそ)という植物が採れ、この茎の繊維を糸にして織った越後上布(えちごじょうふ)は、高級織物として扱われたそうです。

この越後上布を日本各地に運んだ手段が舟で、日本海に面する地の利を生かして、日本海を使った舟による交易で、莫大な富を得たということです。

戦国最大のライバル・武田信玄が執拗に上杉を攻め続けたのも、港のある上杉の地を我がものにすれば、日本海、全国へとつながると考えたためだったそうです。

「義の武将」として知られる謙信は、あまり領土欲はなく、人からほめられたくて戦っていた一面があるそうです。そんな人々から信頼される人間味のあるところも、強さの一因であるようでした。
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