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番組HPより)
舞台は和歌山県海南市・黒江。紀州漆器の生産地として知られ、古い街並みを今に残す。
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古民家カフェ巡りをしている主人公が、和歌山県海南市の黒江地区にあるカフェを訪れた回です。
そのカフェは、紀州漆器の生産地として知られる地区にある、時代を感じさせる木造の建物でした。二階が低く、格子窓があり、外に大きな桶が置いてあるのが特徴的でした。
主人公は、事前に得ていた「塗り重ねられたカフェ」というヒントをもとに、その意味を考えながら店内を巡りました。
カフェのテーブルや椅子には、古い桶や樽が使われていましたが、これらは昔、漆器づくりに使われたものだと店主の女性が教えてくれて、漆職人の作業場兼住居だった江戸時代の建物だと分かりました。
紀州漆器が何度も塗り重ねて作られるように、この建物も、その時その時に使われていた物が残され、使い続けられてきたということで、歴史を重ねて味わいを増した、まさに「塗り重ねられたカフェ」でした。