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番組HPより)
後継者が途絶えた他の農家からりんごの木を預かり、育てている男性がいる。男性はその試みを「木をつなぐ」という。人手不足の中で、なぜ他人の木を守ろうとするのか?
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青森県弘前市で、後を継ぐ人が見つからないりんご農家の木を一時的に預かって、継ぐ人が現れるまで育てる取り組みをしている高橋哲史さん(46)に密着した回です。
後継者不足が深刻な日本で、弘前市では5年で500を超えるりんご農家が経営をあきらめているということで、高橋さんは木を一時的に預かって育てる試みを去年から始めたそうです。
りんごの木は20~40年かかってようやく一人前になり、一度伐採してしまうと取り戻すのは難しいそうで、りんご農家に生まれ、りんご農家にとってりんごの木がどれほど大切かを身をもって知る高橋さんの、今取り組まなければならないという強い思いを感じました。