(
番組HPより)
秋田県田沢湖。四季折々に表情を変える神秘的な“青の絶景”が、多くの人々を惹きつけます。時代に翻弄されてきた“青い湖”をめぐる物語。
---
秋田県の田沢湖のまわりで暮らす人々に出会った旅です。
湖の周りをロードバイクで走っている81歳の女性や、湖畔で茶屋を営む男性、湖の写真を50年間撮り続けている男性にお話をうかがい、田沢湖を愛する思いに触れました。
明るい青色が神秘的な湖には、かつてはクニマスをはじめ多くの魚がいて漁が行われていたそうですが、昭和に国策で水力発電所ができたことに伴い、酸性の水が流れ込み、ほとんどの魚が絶滅したということです。
その流れ込んだ酸性を含む成分に太陽の光が差し込み、湖の色がより一層青くなったそうで、神秘的なブルーが悲しい色にも見えました。