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番組HPより)
幕末、パリで開かれた万国博覧会。徳川幕府使節団の中に若き渋沢栄一の姿があった。
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幕末に日本が初めて参加したパリ万博の舞台裏に迫った回です。
パリ万博は7か月間にわたり催されたそうですが、当時の万博は、各国の文化や最新技術を発信するだけでなく、国家の力を示す舞台でもあったということです。そこに興味を示したのが徳川慶喜で、当時、幕府の力が急速に衰えていた時期で、幕府こそ日本の政権であることを印象づける機会にしようと、さまざまな芸術品を出展し、パリに使節団を派遣したということです。
その徳川使節団として派遣された1人が渋沢栄一で、各国の文化や技術に触れ、大きな影響を受けたのだろうと想像されました。
万博会場の日本の展示スペースでは、思いがけない事態が起こり、幕府は権威を示すつもりが苦境に立たされることに...。さらに万博期間中に、日本では大きな転換点となる出来事があり、波乱に満ちた万博参加だったことを知りました。
そんな幕府にとって苦しい状況の中で、万博の展示品に関してある評価を得たのはよかったと思いました。