2030 未来への分岐点 (2)「飽食の悪夢から水・食料クライシス~」

- 映画・テレビ鑑賞
番組HPより)
先進国の食への飽くなき欲望が、世界中に「飢餓のパンデミック」を拡大させている。日本で一年間に出される食品廃棄物を世界に分配すれば、飢餓問題の多くを解決すると言われるほどだ。現在の食料システムを2030年までに改善できなければ、その先の未来に待ち受けるのは「破滅」という悪夢であると研究者たちは指摘する。

---
第2回のテーマは、水・食料危機でした。

今、コロナ禍になる前から、世界中で食糧難が増加していて、国連が「飢餓のパンデミック」と呼んで警鐘を鳴らしているそうです。一方で、先進国や新興国では飽食の状態で、これらの国の飽食が現在の食料システムの深刻化するひずみに拍車をかけ、飢餓パンデミックを拡大させているそうです。

2030年までに、現在の食料システムを持続可能なものに転換しないと、システムが崩壊して大量の難民が発生し破滅へ向かうことになるということで、具体的にシミュレーションしたデータや映像を交えながら解説があり、考えさせられました。

国際社会は2030年までに飢餓ゼロを目指そうとしていますが、そうした食の危機にまだまだ多くの人が無関心と思われる中、厳しい道のりに感じました。
続きを見る >>