(番組HPより)
他の種類の鳥の巣に卵を産みつけ、だましてヒナを育てさせる「たく卵」。だます者とだまされる者が様々にせめぎ合う。研究の最前線に迫る。
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他の種類の親鳥に子育てをさせる托卵の最前線に迫った回です。
托卵の名人であるカッコウは、その手口がとても巧妙で、生き残るために非情な行動もあってゾクリとするものがありました。
相手の小さな親鳥が、そのまま気づかずに育てた巨大なカッコウのヒナにエサを与えているのは異様な光景でした。
ただ、相手の鳥もだまされてばかりではなく、ニセの卵を見破る手段を進化の過程で身につけてきていて、だまそうとする側とだまされまいとする側の高度な駆け引きが繰り広げられていました。
最後に、そんなせめぎ合うだけでない托卵の事例があることも紹介されて安心しました。