（番組HPより）
花々が咲き乱れ、チョウが優雅に舞う。写真家の今森光彦さんが人と自然が共存する里山の知恵を注ぎ込んで作った庭である。

－－－
再放送を視聴。
写真家の今森光彦さんが作った、チョウが集まる庭の秘密や工夫を紹介した回です。

今森さんは、３０年以上前、滋賀県大津市の放置された丘を切り開いて、アトリエとともに庭や雑木林を一から作ったということです。

色鮮やかな花々が咲く庭には７０種ものチョウが集まり、他に類を見ないたくさんのチョウが集まる庭になっているそうです。

なぜたくさんのチョウが集まるのか？それは、チョウが好む花を選んで植えているからで、いつどんな花が咲ばどのチョウが集まるのか、チョウの生態を考えながら庭を作っているからということでした。

また、チョウの幼虫が食べる草や木を植えることもその一つで、そうした植物が茂る庭にはチョウが自然と集まってくるそうです。

背の低い草花も育つように、草を刈る時期や場所を緻密に計算して、こまめな草刈りもしているそうです。今森さんが日本各地の里山を巡る中で学んだ知恵が注ぎ込まれた美しい庭でした。