NHKドキュメント72時間「阿佐ヶ谷の酒屋 今日も一杯 角打ちで」

- 映画・テレビ鑑賞
番組HPより)
「軽く一杯、立ち飲みで」舞台は東京・阿佐ヶ谷の商店街にある酒屋の片隅。お酒を買って店内で立ち飲む“角打ち”。どんな一杯を求めてやってくるのか。

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東京・阿佐ヶ谷にある酒屋の店内で立ち飲みをする人々にお話をうかがった回です。

「角打ち」は、酒屋の店内で、そこで買ったお酒を断ち飲むことで、九州発祥の呼び方で、近年広く使われるようになったそうです。

ここの酒屋では、店の奥の広さ8畳ほどの倉庫だった場所を利用されていて、一見ふつうの酒屋さんの店の奥に進んでいくと、秘密基地のような立ち飲みスペースがあって、お客さんでにぎわって楽しそうでした。

それぞれ仕事も年齢も違うお客さんたちで、数人でわいわいと語らう人たちや、1人で静かに飲む女性など、自由気ままな雰囲気でした。

その中に、ここの主(ぬし)と呼ばれる10年前から通う常連の男性がいて、その方は、中学の頃は対人恐怖症で、社会人になってからも仕事がうまくいかずに職を転々としてきたそうですが、「そんな僕がここで人と話してつながっていられるのが不思議だし、本当に大事な場所」という話をされて印象的でした。
酒屋の片隅の何気ない場所ですが、お客さんたちの拠り所になっていて良いなと思いました。
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