​NHK小さな旅「きょうも ほっと一息 ~大阪市 中崎町~」

- 映画・テレビ鑑賞
番組HPより)
大阪一の繁華街・梅田から歩いて10分ほど、ビルの谷間にある中崎町。築100年以上の長屋、昔ながらの商店や飲食店…レトロな町にはあたたかなつながりと笑顔があふれている。都会の真ん中でほっと一息、それぞれの居場所を大切にして暮らす人たちに出会う旅。

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大阪市中崎町に暮らす人々と出会った回です。

中崎町は、繁華街・梅田から歩いて10分、ビルの谷間にあり、古い商店や飲食店、住まいなどがごちゃ混ぜになったような町で、どこか懐かしい雰囲気がありました。

この一角だけ、戦争中に空襲をまぬがれたそうで、明治から続く銭湯や、子どもたちでにぎわう町の駄菓子屋など、都会の中に、昔ながらの風景が残っている場所でした。

そんな中崎町を選んで、10年前に書店を開いた女性がいました。
駅前の雑居ビルの一室に、週3日だけ開いていて、短歌や俳句、詩の本が並ぶ一風変わった本屋でした。

店主の女性は、「梅田は人のスピードが速くて、中崎町に入ると急に時間がゆっくりになる」と話し、大好きな本に囲まれてひと休みできる場所をつくろうと、この町に本屋を開いたそうです。

そんな店主の思いのとおり、店は多くのお客さんでにぎわっていて、お客さんにとって、ほっと一息つける場所になっているようでした。
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