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番組HPより)
京都の奥座敷と呼ばれる地域にある大原。なぜ傷ついた人は大原に癒やされに来るのか!?その謎をタモリさんがブラブラ歩いて解き明かす。
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京都・大原がなぜ“癒やしの里”になったか解き明かした回です。
京都の奥座敷と呼ばれる大原は、山に囲まれた盆地で、深い緑や苔に覆われ、静かで、しっとり、ヒンヤリとした雰囲気が素敵でした。画面越しにも癒される場所だというのが伝わってきました。
京都の中心部から離れているにもかかわらず癒しの里として人気が高いのは、鯖街道と呼ばれサバが運ばれた若狭街道のルート上にあり、アクセスしやすいことがあるということです。そしてこの街道が大原を通っているのは、ある地形的な特徴があるためということで解説があり、地形的な観点から解き明かしてブラタモリならではでした。
また、癒しの文化を根付かせたキーパーソンがいて、それが平清盛の娘・平徳子(建礼門院)だそうです。平家滅亡後、平徳子が身を寄せたのが大原で、彼女がきっかけで幾つかの癒しの文化が生まれたそうで、京都を代表するあの漬物も徳子が名付けたということでした。
特徴的な地形や気候、キーパーソンなどいろいろな偶然が重なり、癒される場所になっていったことがよく分かりました。