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番組HPより)
北極圏スバールバル諸島。冬眠から目覚めたホッキョクグマの母子は獲物を求め600kmの過酷な旅に出る。凶暴なオスや氷河の崩落。幾多の試練に立ち向かう母子のドラマ。
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北極圏スバールバル諸島で、長い旅をするホッキョクグマの母子を追った回です。
ホッキョクグマが旅をするのは、主な獲物であるアザラシが豊富な海に向かうためで、母グマが2頭の子グマを連れて、東京から青森までに相当する600キロもの長い距離を移動する過酷な旅でした。
2頭の子グマはまだ幼くて長い距離が歩けない上、子グマにとって最も危険なオスに何度も遭遇したり、氷河が崩落して海に投げ出されたり、試練の連続で、みんな無事にたどり着けるかハラハラしながら見ました。
母グマは、出産期の7か月間は何も食べずにいたため空腹のまま歩き続けるのに、子グマたちの世話をし、危険から守り、獲物を見つけると果敢に狩りをして、たくましい限りでした。
北極の氷は年々減少して厳しい環境になっているそうで、こうしたホッキョクグマの氷上を旅をする営みがかけがえのないものに感じました。