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番組HPより)
人口58万・山手線もすっぽり入る大きさを誇る八王子市。大正6年の誕生時は小さかった八王子がどう大きくなったのか?その秘密をタモリさんがブラブラ歩いて解き明かす!
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東京・八王子市を訪れ、お題を解き明かした回です。
大正6年当時、最初は小さかった市が、約100年間で面積が25倍になり、人口も58万人に増大したということで、どのように大きくなったのか探りました。
八王子は、徳川家康が軍事拠点として作ったのが始まりだということです。交通の要衝だった八王子は、その後、甲州街道の宿場町として発展したそうです。
町の設計をしたのが、家臣の大久保長安で、長安は、八王子を軍事目的だけでなく商業の町として発展するようにデザインしたことで、江戸時代に経済の中心地になっていったそうです。その長安が考えた、にぎわいをつくるためのある仕掛けが巧みだと思いました。
明治時代になると、豊富な湧き水を利用してある産業が盛んになり、その生産量が日本一になったそうです。それが後に、周りの町や村が次々と合併することにつながり、八王子が大きく広がるきっかけになっていました。
さらに最後に合併した村では、丘陵の広い土地を利用し、住宅街や学園都市の顔も持つようになったということで、その時代その時代に応じて立地や地形をうまく利用しながら大きくなっていったことがよく分かりました。