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番組HPより)
父方のルーツは群馬。「先祖は平家だと聞かされているが本当か」。
一方、母方は栃木。教師だった高祖父は大正天皇と意外なつながりが。さらに、職人だった父方の祖父が、厳しくしつけた本当の思いを知り、啓太は涙があふれ出した。
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俳優・町田啓太さんの家族の歴史をたどった回です。
実家のある群馬県東吾妻町の父方は、源平合戦の平家の血筋ではないか?と啓太さんは聞いていて、気になっていたそうです。
ところが今回、調べてみると、源氏の落人だったことが判明し、平家ではなく真逆だったことが分かりました。
さらに、その落人は、木曾義仲に仕えた源氏の武士であり、木曾義仲の四天王の1人・楯氏の一族で、楯氏らがこの地に逃れてきて気づかれないように町田姓に変えたということで、長い歴史のある家系でした。
一方、母方・齋藤家は栃木にルーツがあり、4代前の高祖父は教師で、校長を歴任し、教科書を作っていたり、大正天皇に教えたこともあったりするという方で、こちらも立派な家系でした。
啓太さんの思い出深い家族の1人が、父方の祖父で、ブロック職人として妥協しない頑固さがある方で、啓太さんは厳しくしつけられたそうです。
その祖父の人生をたどると、中学の時に両親が亡くなり、残った家族を支えるため、東京へ出稼ぎに出て働いて、たいへん苦労していたことを知り、啓太さんはなぜ祖父が厳しかったのか分かったようでした。
最後に、晩年に祖父が好んで書いた「ぬれ落ち葉 自分でかわいて 舞い上れ」という句が紹介されました。祖父の人生をそのまま表しているような言葉で、「自分の力で歩いていきなさい」という思いが込められていて印象的でした。