（番組HPより）
数々の凶悪犯罪を解決してきた徳島県警の秋山博康（６０）。秋山が退職を前に任されたのは、サイバー犯罪対策室。新手の犯罪捜査に戸惑いながらも、刑事として大切なことを若き捜査員たちに伝えようと闘う日々を追う。

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徳島県警の秋山博康さんの退職までの日々を追ったドキュメントです。

かつて捜査第一課で活躍し、数々の事件を解決へと導いてきた凄腕の刑事で、ちょっと強面で、心酔する矢沢永吉を真似てしているリーゼントの髪型をした、いかにも刑事という感じの方でした。

今は事件現場から離れて、２年前からサイバー犯罪室の管理職になったそうです。刑事のノウハウを活かせる場が少なく、慣れない仕事に戸惑いもある様子でしたが、退職を前に、次の世代に刑事魂を伝えていきたいと尽力する日々を映していました。

目をかけている若い部下２人に話していた言葉には、経験に裏打ちされた深い考えがあって、一つ一つに重みが感じられました。

退職の日、名残惜しそうに警察の備品を片付け、署を去っていく姿が印象的でした。