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番組HPより)
時代を切り開いたドラマチックな女性たちの生き様を新進気鋭の女優がドキュメントとドラマで描く。今回は、人類初の消しゴム版画家と呼ばれるナンシー関に16歳が迫る。
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消しゴム版画家で、コラムニストのナンシー関さんの素顔に、女優の田牧そらさんが迫った回です。
青森県出身の関さんは、2002年に39歳で亡くなるまで、消しゴムを彫って有名人の顔を描いた版画で独自の世界を切り拓く一方で、テレビ番組のコラムをするどい批評で書いて注目を集めたということです。
消しゴム版画は、版画家・棟方志功と同じ出身の青森県で、版画が身近な存在にあり、高校2年のときクラスで消しゴムで版画を作ることが流行ったのがきっかけだったということです。
それから上京して、当時、若者向け雑誌の編集者だった いとうせいこう さんの目に留まり、ナンシー関としてデビューしたそうです。
後半、田牧そらさんがナンシー関役になって演じたドラマの場面は、関さんが高校2年の時、当時、深夜のラジオ投稿に夢中になり、それがきっかけで東京に行くことを決意するもので、青春時代の爽やかなお話でした。