そして父になる

- 映画・テレビ鑑賞
概要(Amazonより抜粋)
福山雅治主演、是枝裕和監督による感動作。
大手建設会社に勤め、都心の高級マンションで妻と息子と暮らす野々宮良多。自分は人生の勝ち組だと信じて疑っていなかった彼は、ある日息子が病院で取り違えられた他人の子どもだったことを知る。

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子供を取り違えられた2組の家族を巡る物語。
2つの家族は、生活環境、夫婦の性格、子の育て方などが対照的で、この問題が際立って映りました。

最初は、主人公のほうが良い夫婦で、相手のほうが嫌な夫婦に見えましたが、どちらにも良い面、悪い面があり、子供たちにとってどうするのが良いか終始問いかけられているようでした。

自分を優秀だと思っている主人公である父親が、自分ならうまく収束できると考えていましたが...。

父親、母親、子供がそれぞれに対して、何気なくぽつりと言った一言に、相手が重く受け止め傷ついているのが伝わってきて切なかったです。
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