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番組HPより)
最終話は「ギリギリの恋」。子孫を残すための、まさに命がけの奮闘を描く。
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第3集を視聴。
テーマは「ギリギリの恋」で、あえて極限状態で繁殖するように進化した生きものたちの秘密を探りました。
コウテイペンギンは、ふだんは単独で暮らしますが、恋の季節、総勢1万羽が集まり、あえて天敵のいない南極の島で子育てをするそうです。
マイナス60℃にもなり、時に荒れ狂う嵐が襲う極寒の地で、繁殖場所から海まで歩いて往復100キロの道のりがあり、極限の世界でした。
オスとメスは毎年同じ相手をパートナーに選び、交代で何日も飲まず食わずで卵を温め続けて、夫婦の絆と懸命に命をつなぐ姿に感銘を受けました。
人間の暮らしが、動物たちをギリギリの状況に追い込んでいる場合もありました。
マレーシアのボルネオゾウは、人間による森林破壊によって、住んでいる森が大きく減少し、食糧危機に直面しているということです。
ハワイの島に住むコアホウドリも、浜辺に捨てられた大量のゴミを食べ物と間違って飲み込んで命を落とす鳥が相次ぎ、数が激減しているということです。
そうした状況の中で、ボルネオゾウもコアホウドリも、懸命に生きる方法を見つけて命をつなごうとして、考えさせられました。