NHKヒューマニエンス「“イヌ” ヒトの心を照らす存在」

- 映画・テレビ鑑賞
番組HPより)
今回は人類の長年のパートナー「イヌ」。数万年前からヒトと共に生きることを選んだその訳は?

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人類の長年のパートナーであるイヌの進化の秘密に迫った回です。

イヌは、10万年前ぐらいからオオカミから分化し、3万年前からヒトと共同生活を開始して以来、人類の長年のパートナーとなったということです。さらに、ヒトとの絆を強める方向にイヌが進化していったと考えられるということで、その事例が幾つか紹介されました。

その一つは、言葉の理解で、イヌはヒトの言葉を少なくとも400は覚えられることが実験で分かっているそうで、人々が思っている以上に人間の言葉を理解しているということでした。

また、ヒトとイヌが見つめ合うときなどに、ヒトと同様にイヌが出すようになったオシキトシンというホルモンは、家族のような絆を生み出すということです。

黒目の周りが白いのもヒトとイヌの共通点で、お互いに視線の先を理解できるようにイヌが進化したと考えられるそうです。

共同体、協力する社会を根幹としているヒトは、そのパートナーとしてイヌを選んだわけですが、イヌのほうも生存戦略としてヒトと共に生きる道を選んで進化してきたことがこうした事例から想像されて興味深かったです。
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