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番組HPより)
オーストラリア南海岸の砂浜に巨大なクジラが集まる。大きいもので体重80トンのミナミセミクジラだ。母親が水深わずか3mの海底で3か月間、子育てをする。浅い砂地で繰り広げられるセミクジラの母と子の命のドラマに迫る。
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再放送(15分版)を視聴。
オーストラリアの南海岸の浅瀬で子育てをするミナミセミクジラを見つめた回です。
セミジクラは、体重80トンにもなり、V字で潮を吹く、呼吸しやすいように鼻が頭の上にある、白い模様のこぶがある、口の形が湾曲しているなど、いろいろな特徴を持った巨大なクジラでした。
また、背びれがなく、黒光する大きな背中が美しいことから「背美鯨(せみくじら)」という名前が付けられたそうです。
ふだんは南極大陸近くの海で暮らしていますが、子育てのとき、暖かいオーストラリアの海にやってくるということです。
その子育て場所は、水深わずか3メートルの浅瀬で、こんなに浅い海で子育てするのはセミクジラだけで、ホオジロザメやシャチなど天敵の侵入がないのが浅瀬で子育てする理由だそうです。
母親は子育て中、飲まず食わずで子の世話をするそうで、自分は痩せながらも献身的に子育てをする姿が印象的でした。