（番組HPより）
材料を混ぜて器に注げば、不思議！いつの間にか２層に分かれてかたまる二色ムース。小説家辻村深月さんが小学生のころ、家庭訪問で先生が家にやってくる時期になると、母が作ってくれたおやつだ。

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小説家・辻村深月さんの思い出のスイーツを紹介した回です。

ふだん甘いおやつなどを出さなかった保健師の母が、家庭訪問で先生が家に来るときだけ作ってくれた甘いおやつで、年に１度の家庭訪問の時期、辻村さんは妹とこのおやつを楽しみにしていたそうです。

オレンジ色のゼリーとクリーム色のムースが二層に重なったもので、爽やかな味わいで、辻村さんはお店で買ったどのお菓子よりも美味しかったそうです。

卵と生クリームにオレンジジュースの果汁などを混ぜて、型に流し込んで作るのですが、出来上がったとき、きれいに二層に分かれた状態になって何とも不思議でした。

これは、果汁の酸と乳製品のタンパク質の化学反応で、このように二層に分かれるということでした。シンプルですがおしゃれで、素敵な思い出のスイーツでした。