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番組HPより)
直木賞受賞の時代小説家・澤田瞳子と愛猫そらとの、京都での日々。
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時代小説家・澤田瞳子さんと9歳のメス猫・そらとの日々をつづった回です。
そらは、里親募集でひきとった猫で、2回折れている尻尾が特徴的でした。さみしがり屋だそうで、遊んであげると夢中でじゃれて、とにかくよく鳴く、おしゃべりが好きな猫でした。
そらで初めて猫を飼った澤田さんは、猫はもうちょっと人との距離をとっている生き物だと思っていたそうですが、そらはまったくそういう気配がなく、イメージと違うぞと思ったそうです。
澤田さんは、それまで猫に皆目関心がなく、自分が猫と暮らすなんてまったく予想外だったということですが、あれよあれよと猫の可愛さのとりこになったそうです。
そんなそらとの暮らしを「色ガラスのある日々」というタイトルのエッセイでつづられて、暮らしが一変したのではなく、以前の暮らしに薄い色ガラスが一枚重なったように、24時間すべてに違う色が加わったようだと表現していたのが印象に残りました。