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番組HPより)
長野県と新潟県の境にそびえる鍋倉山。この山の一帯には豊かなブナの森が広がっている。春から初夏、鍋倉山のブナ林で躍動する生きものたちを見つめる。
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春から初夏、長野と新潟の県境にそびえる鍋倉山に息づく生きものたちを見つめた回です。
豊かなブナの森が広がる山で、新緑の5月、ホオジロやヒガラなど、多くの鳥でにぎわっていました。
ブナの老木には穴が開いていて、そこでアカゲラが子育てをしていて、穴の中にいるヒナに、親鳥が交代で忙しそうに食べ物を運んでいました。こうしたブナの老木は、アカゲラにとって格好の子育ての場所になっているということです。
森の中の小さな池では、産卵のためにやってきたクロサンショウウオやモリアオガエルが、それぞれ水辺や木の枝に卵を産み付けている様子が見られて、森の中でひそやかに命を受け継ぐ生きものたちの姿がありました。