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番組HPより)
広島県の鞆の浦は古くから貿易や漁業で栄え、美しい町並みで近年は人気スポットに。今回のカフェは坂本龍馬が紀州藩と談判をした船宿だった。
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古民家カフェ巡りをしている主人公が、広島県福山市鞆の浦(とものうら)にあるカフェを訪れた回です。
そのカフェは、瓦屋根の和風建築で、2階に付いた洋風のカラフルなステンドグラスの窓が、和の建物に調和していて素敵でした。
築220年の元船宿で、じつは、いろは丸事件で坂本龍馬が紀州藩と交渉した際に使われた宿だということです。
さらに、「ある名監督が改修デザイン」した建物だということで、監督とは誰か?主人公は気になっていましたが、その監督とは宮崎駿さんだと、初代店主の女性が教えてくれました。
2004年、宮崎監督らが社員旅行で鞆の浦を訪れた際、街を案内したのが、この女性だったそうです。
女性は街並み保存活動を関わっていて、竜馬ゆかりのこの建物を昔の姿に戻したいと宮崎さんに語っていたところ、翌年、宮崎さんの再訪をきっかけに話が進んで、ステンドグラスを含む改修デザインを描いてくれたそうです。
歴史の舞台となった建物に、名監督が新しいデザインを加えてよみがえったカフェでした。