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番組HPより)
キノコの生態に迫る企画の第2弾!今回はキノコと生きものとの不思議な関係に迫る。
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キノコを特集した回の第2弾です。
今回は、きのこと生きものとの不思議な関係をテーマに、その驚きの生態の紹介がありました。
宮崎県の青島では、エナシラッシタケ、シイノトモシビタケ、ヤコウタケなど、さまざまな光るキノコが見られました。それらを夜に観察すると、鮮やかな緑色に発光して、小さな星の世界のようで神秘的でしたが、いったい何のために光るのか?
あまりはっきりしたことは分かっていないそうですが、光ることで虫を呼び寄せて、胞子を虫に運んでもらうという説が一番有力だということです。
こうして光るだけでなく、虫など動物にあえて食べられることによって胞子を運んでもらうことを、多くのキノコが狙っている可能性があるそうで、子孫を残そうとするキノコの巧みな戦略を感じました。
また、胞子を運んでもらう以外にも、キノコと生きものが協力関係を築いている事例の紹介もありました。
ナガエノスギタケというキノコは、そのキノコが生えている場所の地中を掘るとモグラの巣がありましたが、キノコはモグラの巣から栄養をもらうことで成長し、また逆に、キノコがいることでモグラの巣の中がきれいに保たれるそうで、キノコとモグラの面白い共生関係だと思いました。
キノコに関してはまだまだ分かっていないことが多くあるようで、キノコの世界の奥深さを感じました。