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番組HPより)
3頭の若いオスライオンが群れの王になるまでに密着するシリーズ。
王座を狙うのに欠かせないのが生涯をともにする仲間。仲間への「気づかい」など知られざる姿を目撃する。
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タンザニアのセレンゲティ国立公園で、3頭の若いオスライオンに長期密着したシリーズの第3弾です。
大草原で暮らすスージャ。お坊ちゃまのマヒリ。
山の中で兄と2匹だけで暮らすブサーラ。
全くタイプの異なる3頭のその後を追いました。
群れを出た後、若オスにとって大切なのが、生涯を共にする仲間のオスの存在だということです。
スージャは、一緒に育った若オス2頭と共に3頭だけで暮らすようになっていて、群れから出て独り立ちが始まった可能性があるということでした。スージャは狩りは苦手でしたが、ある時、狩りに成功した仲間に対して、ある「気づかい」を見せる場面があり、スージャの成長が感じられました。
ブサーラは、すでに群れを出て兄と2匹だけで暮らしていて、前回、他の群れを奪って王になるチャンスが一気に巡ってきたのですが、今回、攻勢を強める一方でピンチにもなり、簡単にはいかないようでした。
マヒリは、お坊ちゃまで何不自由なく暮らしていましたが、前回、マヒリと母と妹の3頭が群れから追い出され、仲間をゼロから探さないといけない状況でした。今回、マヒリは何匹からのオスライオンと出会いますが、最後、思いがけない展開になって心配でした。
今回もいろいろなことが起こりましたが、3頭の若いオスライオンは、それぞれのペースで成長していて少し安心しました。