概要(Amazonより)
動物写真家・岩合光昭が世界中の猫を撮影して歩くシリーズの劇場版第2弾。ミャンマーの湖上に建つ小さな家で暮らす猫の家族と人間の家族と、北海道の牧場で生きるたくさんの猫たちの姿を追う。水と大地を舞台に繰り広げられる、猫たちの愛と絆の物語。
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映画版を視聴。
テレビ版を数段アップさせたような、美しい映像と雄大な音楽でネコたちの家族の物語を描いて素晴らしかったです。
舞台は2つ、北海道の牧場とミャンマーのインレー湖で、大地と水の対照的な場所で暮らすネコたちを長期間撮影した記録です。
北海道の牧場では、牧場内に子牛牛舎と親牛牛舎があり、それぞれの牛舎に暮らすネコの大家族の物語でした。
2つの牛舎には、それぞれリーダーのメスがいて、2匹は出会うとケンカが勃発。2つの大家族はお互いに距離を保ちながら暮らしていました。
四季が移りゆく中で、子猫たちの誕生や成長など、家族にさまざまな変化があって感銘を受けました。
親牛牛舎に、ちょっと気がかりな3歳のオス猫がいましたが、最後その猫が自分らしく生きようとして感動的でした。
ミャンマーのインレー湖では、湖の上で水上生活をする家に暮らす4匹のネコ一家の物語でした。
父と母、2匹の子猫たちで、湖で漁をして暮らす飼い主さん家族と一緒に暮らしていました。
動ける範囲が限られた水の上で場所で暮らしで、自由に歩き回れる北海道の牧場とは真逆の環境でしたが、泳ぐこともできて、しっかりと適応して暮らしていて、たくましく思いました。
ネコたちは飼い主さんと一緒に小舟に乗って漁に出たり、水上の家の居間で飼い主さん家族と一緒に昼寝をしたり、いつも一緒で、人とネコが共に生きる様子に心温まりました。