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番組HPより)
真っ赤な鼻筋に、真っ青な頬。超派手な顔のサル、マンドリルが主人公。マンドリルは、数百匹もの巨大な群れを作って暮らす。
その中で歌舞伎役者のように鮮やかな顔を持つのは、群れの中でたった2,3頭しかいない大人のオスだけ。なぜ、オスだけが派手な顔なのか?
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アフリカ・ガボンの森に暮らすマンドリルの群れを見つめた回です。
サルの中で最も多い170匹もの巨大な群れを作って暮らしていて、大勢で暮らすからこその様々な問題に対応し、巨大な群れを維持していくため、大人のオスだけが派手な顔を持つようになったと考えられるということでした。
番組では3匹の大人のオスを見つめていましたが、群れのトップの座を狙うオスどうしの争いはし烈でした。
健康状態が良い者ほど顔色の発色が良く、派手な顔ほど、オスどうしの争いにおいて優位に立つということでした。
ただし、この3匹のオスの争いにはドラマが待っていて、顔の派手さだけでは勝ち残れないマンドリルの社会の奥深さがあり、人間の社会にも通ずるものがありました。