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番組HPより)
札幌の市街地に鎮座する「北海道神宮」は、大都市にすむ生きものたちを守る森。都会の片隅で、たくましく暮らす生きものたちを見つめる。
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秋から冬、札幌の市街地の一角に広がる広大な緑地、北海道神宮の森に暮らす生き物たちを見つめた回です。
北海道神宮は、明治の初めに開かれた神社で、花の名所として知られ、多様な植生が都会の片隅に暮らす多くの生きものたちを支えているそうです。
境内の森では、オシドリ、ヒヨドリ、ゴジュウカラなど様々な鳥が訪れて、木の実を食べたりする様子が見られました。
1年を通じこの境内に暮らすエゾリスは、北海道神宮の人気者だそうです。秋には、クルミを落ち葉の下に隠して蓄えたり、暖かい寝床を作るために木の皮をはいで巣の中に運んだりして、冬に備えていました。
そして冬を迎え、一面が雪に閉ざされた中、エゾリスが雪の地面を掘ってクルミを取り出して食べたり、そのエゾリスの食べ残しにヤマガラがありつく様子が見られて、厳しい季節をたくましく乗り越える動物たちの姿がありました。