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番組HPより)
今回の舞台は東寺。五重塔で有名な東寺が1200年間“京都のシンボル”であり続ける理由をタモリさんがブラブラ歩いて解き明かす。
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京都を訪れ、東寺が“京都のシンボル”であり続けるというお題を解き明かした回です。
なぜ東寺が“京都のシンボル”と言えるのか?京都に平安京が開かれてからの1200年の歴史をたどっていくと分かるとのことで、その理由を解き明かしました。
794年に平城京が京都に開かれますが、その2年後に東寺が空海によって築かれていて、平安京の中でも最も古い寺だそうです。
位置がポイントで、東寺は、平安京の区画の南端にあり、メインストリートである朱雀大路の東側に位置したそうです。
そして、かつて朱雀大路の西側には「西寺」もあり、東寺と西寺が朱雀大路を挟んで左右対称に立っていて、五重塔も左右対称に2つそびえ、都の入り口のシンボルだったということです。
しかし西寺は、平安時代の火事で焼失し、その後、平安京の西側は水が多く住みにくいことから、東側が都の中心になっていったため、再建されることはなかったそうです。
明治時代には、鉄道が通り、京都駅が当時のすぐそばにできたことで、今度は、現代の京都の玄関のシンボルとして、東寺がランドマークであり続けているということでした。
東寺が“京都のシンボル”であるというお題に対して、最初はタモリさんは少し納得がいっていない様子でしたが、番組が終わる頃には十分納得された様子に変わっていて面白かったです。