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番組HPより)
天下の名香といわれる蘭奢待(らんじゃたい)。織田信長など数多の天下人が憧れた奈良・正倉院の宝だ。なぜ権力者を魅了したのか?その香りとは?謎多き香木の正体に迫る!
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蘭奢待とは何かに迫った回です。
奈良・正倉院の中でも特に名高い宝とされる香木ですが、どんな香りかなど謎多き存在だそうです。
この香木は、もとは東大寺という名称で呼ばれていましたが、幾つかの理由で東大寺だと都合が悪いということで蘭奢待に名称が変わったそうで、「蘭奢待」という漢字の中に「東大寺」という漢字が隠されているのが名前の由来になっているそうです。
蘭奢待が最高の香木とされるようになったのは、室町幕府8代将軍・足利義政が大きな役割を果てしていて、いろいろな香木の調査をさせて、蘭奢待を最上級と位置づけたことにあるそうです。
以降、蘭奢待は権力者の象徴として、織田信長、徳川家康、明治天皇など、天下人たちが求めたということです。
番組では、蘭奢待の香りの正体について、科学調査や文献で調べたり、実際にかいだことのある人などから聞いたりして迫りましたが、なかなか言葉にするのが難しい香りだということで、実際にどんな香りか気になりました。