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番組HPより)
渋谷駅から目と鼻の先にある桜丘町の一角が、巨大都市開発のために囲いで覆われ、立ち入りが禁止された。その無人の街に許可を得て潜入。建物に残されたモノなどから、時代の残り香を映像で収集し、平成の最後に、私たちが生きてきた時代と東京の今を見つめる。
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東京・渋谷駅そばで再開発が行われている桜丘町。立ち入りが禁止され無人になった町にカメラを入れた番組です。
かつては渋谷駅に面しにぎわっていたそうですが、55年前の東京オリンピックの際に渋谷駅と桜丘町の間に国道が新設されて分断され、この町だけ取り残される形に。
しかしそのことによって、開発されないまま町が残り、おしゃれな渋谷とは対照的なバックヤードのような場所として、昭和から平成を懸命に生きた人々を包み込んできたような町でした。
前回の東京オリンピックで一変した町が、再び今回のオリンピックの時期に生まれ変わろうとしていて、時代の巡り合わせを感じました。