（番組HPより）
見上げれば大空。周囲は四季折々の花や緑豊かな木々。今回の舞台は、東京・御茶ノ水駅近くにある病院の屋上庭園。命と向き合う病院の片隅、みんなここで、どんな時間を過ごしているのか。訪れる人たちの声に耳を傾ける。

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東京・御茶ノ水にある東京医科歯科大学の病院の屋上庭園を訪れる人たちにお話をうかがった回です。

屋上庭園は、病院の８階と立体駐車場の上の２か所にあり、けっこう広く、花々や緑が豊かで、小さな公園のようでした。

患者さんやその家族、病院に勤める医療従事者らが訪れて、心安らげる憩いの場になっていました。

患者さんらは、さまざまな病気やけがを抱えていることや、これまでのこと、入院して考えたことなどを話してくれて、その人の人生に触れました。

娘が出産で入院していて庭園を訪れた母親は、２０年前に娘が白血病になり、この病院に入院していたときにも、娘とこの庭園を訪れていたそうです。２０年前のその頃にちょうどこの庭園ができて、ここは外の世界に降られる大切な場所だったと感慨深そうに話されて印象的でした。