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番組HPより)
日本卓球界をけん引する石川佳純選手(24)。
今、石川はかつてない大きな試練に直面していた。
公式ボールの変更により、得意の「回転」によるプレースタイルに、もはや頼ることができない。
そこで新たに挑むのが、素早いタイミングで打つ「高速卓球」だった。180日間の密着取材で、素顔と秘めたる苦悩が明かされる!
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石川佳純選手の挑戦の日々に密着した回です。
数年前に公式ボールの素材がセルロイドからプラスチックに変更となったことでボールに回転がかかりにくくなり、強烈な回転をかけるフォアドライブで打ち込むこれまでのプレースタイルが通用しなくなったということです。
しかし、日本のエースとして常に好成績を出さなければいけないという意識から、今までのスタイルを変えることを怖がり、守りに入っていたということでした。
そうして迎えた2016年のリオ五輪では、個人戦で1回戦負けに。
ここでどん底まで落ちたことを転機に、恐れずに変えていこうと考えるようになったそうです。
「高速卓球」へのプレースタイルの変更は容易ではなく、試合でもすぐに成果は出ませんでしたが、変えていくことに対して悲壮感はなく積極的な気持ちで楽しんでいる様子で、さらなる成長を予感させました。