（番組HPより）
岡山県倉敷市児島。なぜか、月に４回、しかも夕方からしか開店しない。でもお客さんが続々！こだわりの店主が丹精込めて作った、癒しとくつろぎの室内とは？

－－－
古民家カフェ巡りをしている主人公が、岡山県倉敷市児島にあるカフェを訪れた回です。

近くは工業地帯ですが、カフェがある児島は棚田が広がる田園地帯にあり、のどかな雰囲気でした。

カフェの建物は茂みの奥にあり、隠れ家的な雰囲気が素敵でした。
元レストランの洋風の建物と並んで、和風の日本家屋のカフェがありました。

主人公が店内を見て回ると、床や家具に古い材料が再利用して使われていたり、センスの良いモダンな壁紙が貼られているのを発見。
さぞかし腕の良い建築が改修したのだろうと思って、店の人にたずねると、じつは店主の男性が一人で作ったものでした。

もともと美術館の学芸員だった男性は、陶芸家を目指して退職。
空き家だった妻の家を改修して、自分の作った器を使ったレストランを計画しますが、建築の面白さにのめり込み、いつしか情熱は陶芸から建物の改修へシフトしたそうです。

そうして隣の洋風の建物は７年、カフェの建物は２年かけて改修したそうで、店主がコツコツと作り続けた、手作りのぬくもりを感じるカフェでした。