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番組HPより)
この春、帝国劇場で幕を開けた舞台「千と千尋の神隠し」で主人公・千尋を演じる橋本環奈と上白石萌音に密着。よそよそしさ漂う顔合わせから2か月あまりの稽古を通じて、ふたりはどうやって距離を縮めていったのか?その道程には知られざるドラマがあった。
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舞台「千と千尋の神隠し」で主人公を演じた2人の稽古から本番までを見つめたドキュメントです。
ほぼ面識のなかった若手女優の2人が、稽古を通じてしだいに距離を縮めていく様子を映していて、爽やかでした。
背格好は似ていますが、性格は対照的で、萌音さんはびびりである一方、環奈さんはどっしり構えているというタイプでした。
そんな正反対の2人が、主人公を日替わりで演じるダブルキャストに挑みました。ダブルキャストの難しさは、お互いに意識するあまり、ギクシャクしたり口をきかない関係になったりすることにあるということです。2人も、最初はよそよそしくて、うまくやっていけるかどうか不安そうでした。
しかし、日を追うごとに少しずつ距離が縮まり、コロナの影響で稽古が一時中断してスケジュールが遅れるようになってからは、2人で積極的に話し合う場面が増えて、終盤には完全に打ち解けている2人の姿が見られて見違えるようでした。
本番になると、日替わりで舞台に立つため会うことがほとんど無くなりますが、交換ノートで思いを伝え合いながらそれぞれ舞台に臨んで、きらきらして素敵な関係でした。