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番組HPより)
秋、山形県の庄内平野にハクチョウが次々に降り立つ。その数およそ1万羽。また、マガモやハシビロガモなども飛来する。そんなカモを狙うオオタカ。命をめぐる闘いが続く。
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秋から冬、山形県の庄内平野で過ごす鳥たちを見つめた回です。
秋、最上川が流れる庄内平野には、ハクチョウやカモなど、越冬のため多くの渡り鳥がやって来ていました。
日本有数のハクチョウの飛来地で、最上川の河口は、オオハクチョウ、コハクチョウなどたくさんの渡り鳥でにぎわっていました。また、農業用のため池もあって、そこで羽を休めるマガモやハシビロガモ、オオバンなど多くの水鳥が見られました。
夕暮れ時には、ハクチョウの家族は、稲刈りを終えた田んぼに次々にやって来て、しきりに落穂をついばむ姿が見られ、風情を感じる晩秋の風景でした。
冬、2月になると、平野は雪に覆われて真っ白な風景に。
田んぼが雪に覆われると、落穂が拾えなくなって食べ物が十分に得られない日が続く中、寒さと飢えをしのぎながら懸命に生きる鳥たちの姿がありました。