NHKファミリーヒストリー「高島礼子~個性的な先祖 両親の素顔とは~」

- 映画・テレビ鑑賞
番組HPより)
母は若くして亡くなり、父は無口で厳しい人。礼子は「先祖はもちろん、両親のこともほとんど知らない」という。

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女優・高島礼子さんの家族の歴史をたどった回です。

本名は峯島礼子で、父も母も茨城県の出身。父方の峯島家は、祖父と父が教師をされている家系でした。

父は寡黙で、家ではほとんど話をしなかったため、礼子さんは父がどんな人生を歩んだか知らず、今回、若き日の父が生徒たちに信頼を集める温厚な教師だったことを知って、意外に感じられていました。
そんな人気の教師でしたが、教壇に立って5年、ある出来事をきっかけに教員を辞めることになり、教えることが好きな人だったというだけに無念だったろうと思われました。

父は母と見合いで結婚し、長女と礼子さんの2人の子供を授かり、幸せな日々を送っていましたが、教師を辞めてから教えることができない不満がつのり、無口で厳しくなり、特に母に厳しく当たるようになって人が変わったということです。

しかしのちに父が家庭教師を始めると、教える悦びを取り戻して、本来の自分に戻ることができたそうです。病気がちだった母が40代で悪性リンパ腫の重い病気を患うと、父は病院に毎日通って献身的に看病したそうで、いろいろなことがあっても互いを思いやる夫婦の絆に感銘を受けました。
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