NHKニッポンの里山「ホタルと線香花火の里 福岡県八女市」

- 映画・テレビ鑑賞
番組HPより)
夏の風物詩・線香花火。今では珍しい国産の線香花火が福岡県の八女市周辺の山里で作られている。初夏、棚田の残る里ではホタルの光が野山を照らす中、人々は線香花火を楽しむ。

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福岡県八女市に息づくホタルと線香花火のある里山の風景を見つめた回です。

八女市周辺の山里では、今では数少ない国産の線香花火が作られているそうです。材料はほぼすべて野山でとれた自然の素材で、火薬を包む紙も地元伝統の和紙で作られたもので、そうした昔ながらの線香花火を守ろうと地元の方が作り続けていました。

線香花火は燃えている間、さまざまに表情を変えるということです。
点火して火が付いてから消えるまでの燃え方には、蕾、牡丹、松葉、散り菊と名前が付けられていて、わずかな移ろいを楽しむ日本人ならではだと思いました。

八女市の山あいには棚田があり、ホタルが飛び交う貴重な自然が残っていて、夕暮れ時、ホタルの光が漂う中で灯された線香花火の光は優美で幻想的でした。
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