NHK歴史探偵「比叡山延暦寺」

- 映画・テレビ鑑賞
番組HPより)
比叡山延暦寺を徹底調査!寺を開いた最澄の不屈の挑戦。比叡山に現れた「悪僧」の正体とは?焼き打ちにまつわる奇跡のエピソードまで…知られざる1200年の歴史に迫る。

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比叡山延暦寺の歴史をたどった回です。

延暦寺は、比叡山全域が境内で、100以上のお堂がある巨大な寺院ですが、はじめ、最澄が1人でこもって開いた山だそうです。

最澄は「すべての人が成仏できる」という教えを説き、それが奈良時代の当時としては画期的な教えだったということです。

その教えに引きつけられ、しだいに弟子たちが集まるようになり、法然、親鸞、日蓮、道元、栄西ら有名になる僧侶たちもここで勉強・修行したり、弟子たちが中国に行って最新の教えや経典を持ち帰ったりして、仏教の総合大学のようになり、やがて巨大寺院へと成長したいうことです。

しかし、拡大して強大な権力を持つようになった結果、織田信長によって延暦寺は焼き討ちに...。このとき、最澄が灯して1200年燃え続ける「不滅の法灯」という灯火が、じつは消えてしまったということです。

それなのに、現在も消えずに燃え続けることができているのには、あるエピソードがあったそうで、そこには灯火の伝統を守ろうとした1人の僧侶の奮闘があって感動的なお話でした。
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