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番組HPより)
身近な生きものの謎に挑む子ども研究者を大特集!セミの幼虫は羽化する木をどう決めるの?サワガニの赤ちゃんを無事誕生させるには?自由な発想から研究者も驚く新発見も!
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身近な生きものを研究する子どもたちを特集した回です。
セミの研究とサワガニの研究、共に小6の2人の女の子が挑む研究を追いました。
セミの研究では、幼虫の動きを追跡調査しました。
セミの幼虫は、ずっと土の中で暮らすため、くわしい生態が分かっていないということです。
幼虫は5年間地中で暮らし、6年目に地上に出てきて木に登り、羽化して成虫になるということです。
少女の挑んだ研究は、地上に出てきた幼虫がどんな木に登るかを調査するもので、専門家によると、こうした研究はこれまではっきり調べた例がないということでした。
少女は、家族や番組の呼びかけで集まった人々と共に、幼虫を追跡調査し、たくさんのデータを収集。幼虫が多く登る人気の木がありましたが、なぜ人気なのかある仮説を導き出して、なるほどという説でした。
サワガニの研究では、家で飼うサワガニの繁殖に挑戦。
サワガニは繊細なカニで、水族館でも成功例が少ないということです。専門家のサポートを受け、家の水槽を野生の環境に近づけるなど試行錯誤を重ね、どうしたら卵をふ化させられるか探りました。
2人とも、生きものに魅せられ、疑問に思ったことを自由な発想で深く追求する立派な研究者でした。