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番組HPより)
今回の舞台は山口県岩国市の錦帯橋。なぜあれほど美しいアーチを描く木造の橋が生まれたのか?タモリさんがブラブラ歩いて解き明かす。
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山口県岩国市にある錦帯橋がなぜ美しいのか解き明かした回です。
350年の歴史があり、この規模の木造のアーチ構造は世界で唯一と言われているそうで、その美しさから江戸時代から人気だったそうです。
錦帯橋が架けられた理由は、城が山の上に築かれ、山のふもとは平地が少なかったことから、川を隔てた対岸が城下町となり、城下町から城側へ行く武士たちの通勤ルートとして、橋が架けられたということです。
城を築いた吉川広家は、毛利家一族で、関ヶ原の戦いでは西軍でしたが、徳川に内通していて戦局に大きな影響を与えた人物で、この武将の話でいろいろと盛り上がって面白かったです。
橋も吉川家が架けたのですが、洪水が起こりやすい暴れ川で、橋は何度も流されたということです。
吉川家は3代に渡って岩国の技術者たちと共に橋づくりに取り組み、洪水で流されない頑丈な橋を目指し、試行錯誤を重ねたそうです。
そうして完成したのが錦帯橋で、頑丈につくった結果、美しいと感じる橋となったということで、タモリさんが言っていたように、まさに機能美と言える美しさでした。