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番組HPより)
徳川家康の「顔」を徹底調査!果たしてリアルな家康の顔とは?
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徳川家康が実際にどんな顔だったか調査した回です。
調査をしていくと、家康の姿を表したものは、全国各地に肖像画や木像などとして伝わっていましたが、目が大きくふくよかな顔や、しかみ面をしたものなど実にさまざまでした。
その多くは、家康を神格化して神様っぽくアレンジして描かれたものと考えられ、実際の顔とは異なる可能性があるということです。
調べれば調べるほど、どれが本当の顔か分からなくなっていたところ、最後に「これぞ、生前の家康の肖像画ではないか」という1枚が見つかりました。
その1枚は、紙形と呼ばれる肖像画の下絵で、これまでの肖像画とは明らかに異なる戦国武将らしい顔立ちの家康像でした。
番組では、この下絵をベースに、専門家と協力して日本画家が、晩年の「家康の肖像画の決定版」を描くことに挑みました。
完成した家康の顔は、戦国の世を生きて抜いてきた荒々しさがありながらも、優しさもにじみ出ている顔立ちで、とても人間味のある人に感じられました。