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番組HPより)
徳川御三家。家康の息子たちが初代を務めた尾張・紀州・水戸の3つの藩だ。3代将軍・家光との間で繰り広げられた壮絶な駆け引き。徳川を支えた御三家誕生の秘密に迫る。
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徳川御三家の初代藩主たちの素顔に迫った回です。
尾張・紀州・水戸の初代藩主は、みんな家康の息子たちで、3代将軍・家光と年が近かったそうで、家光と3人の関係性を示すエピソードを中心に紹介されましたが、三者三様でそれぞれ個性的でした。
尾張藩・徳川義直は、新築のお城・名古屋城をプレゼントされるなど、家康にとても愛されていたそうです。そんな父の期待に応えようと義直は徳川家としての強い自負を持ち、家光にライバル心を燃やしていて、家光を悩ませていた時期があったということです。
紀州藩・徳川頼宜は、徳川の平和を守るためには十分な軍事力が必要と考え、藩の軍備増強に励んだということです。その軍事力が将軍家を脅かす可能性もあり、家光にとって警戒しなければならない相手だったそうです。
水戸藩・徳川頼房は、家光が兄弟同然と思って頼りにしていたそうです。家光のとき、御三家というものはなく、尾張・紀州の2藩が圧倒的な力を持っていて、水戸藩は一つ格が下がる藩だったそうです。それを家光が、水戸藩に力をつけさせていき、御三家のシステムが誕生したということです。
この御三家のシステムが長く江戸の長期政権を支えたということで、この時の家光と3人の関係性が大事だったことを知りました。